日々是暇潰し

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高校野球の明徳義塾甲子園出場辞退のコト

詳しいニュースの内容はyahoo!の記事でも見てもらうとして。まあ、簡単に言えば明徳義塾という高校野球の高知代表の高校の野球部員の喫煙や部内暴力が判明して出場を辞退し、代わりに繰り上がりで県大会で準優勝の高知高校が出場することになったのです。

このニュースを聞いて思うのは、まず、連帯責任というのはあんまり面白くないなぁというコト。仮に、部員が「いけないコト」をしていたとしても、その部員だけを罰すればいいんじゃないかな、と思うのですが。今回のことはどうかわかりませんが、部としてやったわけではないとしたら(部内暴力はともかくとして喫煙は「部として」はやらないと思います)、学校やその部員が所属する部に責任があるというのはなんだか腑に落ちません。私が責任は個人に還元すべきという考えにかぶれているからかもしれませんが、でも、所属する団体が監督すべきってのは突き詰めると範囲が広がりすぎるよなぁと思います。未成年に責任を求める場合は、本人と、広げるとしても保護者までってあたりが個人的には適切な気がします。法律上どうかという問題は、法律に暗いのでよくわかりませんが。

もうひとつ、代わりに出場するのが高知高校でいいのか、という問題。トーナメントという形式の性質上、2番目に強いのは必ずしも高知高校ではないからです。もしかしたら明徳義塾が初戦で負かした高校が、明徳義塾が出場していなかったら県代表になっていた可能性もあるわけですし。まあ、県大会準優勝の高校が代わりに出るというのは最も妥当な判断ではあると思うのですが、何か割り切れないものがあるなぁと思ったりします。