日々是暇潰し

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「かわいい」についてのお話

女の子の知り合いと喋っていると「かわいい」を連発する子が結構いる。なんだかなぁと思いつつ定義がよくわからん用法もあるなぁと思っていた。大仏に似てる男の知り合いを「かわいい」と表現したりとか。で、安易に辞書を引用してみる。gooの国語辞典の「かわいい」

(1)深い愛情をもって大切に扱ってやりたい気持ちである。
「わたしの―・い息子へ」「馬鹿な子ほど―・い」
(2)愛らしい魅力をもっている。主に、若い女性や子供・小動物などに対して使う。
「―・いお子さんですね」「―・い女の子」
(3)幼さが感じられてほほえましい。小さく愛らしい。
「―・い手」「―・い声で歌っている」「―・い花が咲いている」
(4)殊勝なところがあって、愛すべきである。
「あの男にも―・いところがある」
(5)かわいそうだ。いたわしい。ふびんだ。
「明日の日中に切らるるげな。―・い事をしまする/浄瑠璃丹波与作(中)」

わかるようなわからんような。その大仏に似ている知り合いは外見を指して「かわいい」と表現されてるみたいなわけで(4)は当てはまらないし、他は論外だしなぁと思う。で、「かわいいって何だろうね」というような話をある女の子にしたら、その女の子は「生き物にかわいいという表現を使う場合、かわいいと表現する対象に母性本能を感じているんじゃないか」というようなコトを言っていて、見方としては新鮮だし、なるほどなぁと思った。私には理解できないが、大仏モドキに母性本能を感じるのかな…。たしかにアレは保護しないとダメかもしれん。深いね。

ちなみに私は基本的には「かわいい」と言われたことはあんまり無い。…ダメじゃん。