日々是暇潰し

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クラインの壷(岡嶋二人・講談社文庫)

クラインの壷 (新潮文庫)

クラインの壷 (新潮文庫)

ヴァーチャルリアリティについてのミステリ。「体に直接信号を入力するという発想を1989年に思いついたのは素晴らしい。だってファミコン版のドラクエ3の出た時代だよ。」というようなことが解説に書かれていたが、実に同感。終わり方も好み。この作家の作品は「焦茶色のパステル」「99%の誘拐」と読んだが、どちらもわりと当たりだったので、他の作品も順番に読んでいこうと思う。
オススメ度:★★★★☆